フリーズ将棋のルール
ふつうの将棋に「フリーズ宣言」をひとつ足しただけのゲームです。
将棋を指したことがあれば、覚えることはこの1ページ分だけ。
1まずは普通の将棋
盤は9×9、駒は14種類、初期配置は平手、先手から指し始めます。 駒の動き・成り・持駒を打つルール・二歩や行き所のない駒の禁止 — ここはすべて本将棋と同じです。
王手を放置する手や、自玉が取られる場所へ動く手(自殺手)が指せないのも同じ。 フリーズが変えるのは、このあとのたった1つの追加ルールだけです。
2フリーズ宣言 (このゲームの核)
自分の手番に、相手の駒の種類をひとつ選んで「フリーズ」と宣言できます。 選ばれた種類の駒は、次の相手の1手番のあいだ動かせなくなります。
- フリーズするのは「種類まるごと」 — 「金」を選べば相手の金は盤上の全部が止まり、持駒の金も打てなくなります。1枚だけを狙うことはできません。
- 手 宣言しても手番は終わりません — 宣言のあと、続けてふつうの手を1手指します(継続手)。指してはじめて手番が相手に移ります。宣言だけして手番を終えることはできません。
- 1 効いているフリーズは常に1つだけ — 自分がフリーズさせている間も、相手にフリーズされている間も、新しい宣言はできません。
- 解 解除は自動 — フリーズされた側が1手指し終えた瞬間に解けます。解除に手を使う必要はありません。
- 3 回数は各自3回 — 使うと減り、回復しません。どこで使うかがこのゲームの読み合いです。
3フリーズされても「利き」は残る (いちばん大事な一行)
フリーズが奪うのは動く権利だけです。フリーズされた駒も盤上に残り、 利きはまったく変わりません。
- 王 王手は消えません — 王手をかけている駒をフリーズさせても、王手は続きます。「フリーズさせて王手を消す」という受けは存在しません。
- × 玉はフリーズされた駒の利きに入れません — フリーズされた駒が実際には動けなくても、利きはそのままあるので、そのマスへ玉を移動することはできません。
- 紐 フリーズされた駒に守られた駒は、玉で取れません — 取ったマスにフリーズされた駒の利きがあるため、自殺手になります。フリーズされた駒は動けないので実際に取り返されることはありませんが、それでも取れません。
- 詰 フリーズ宣言で詰みは逃れられません — 宣言しても利きは変わらないので、王手を防ぐふつうの手が1つも無ければ、フリーズ回数が残っていても詰みです。
4フリーズ打ち歩詰め (唯一の例外)
本将棋と同じく、歩を打って詰ませる手(打ち歩詰め)は反則です。 ただしフリーズ将棋には例外がひとつだけあります。
フリーズ宣言の継続手として打つ歩で詰ませる場合に限り、これは合法です。 フリーズさせた駒の種類は問いません(玉でなくても構いません)。
- ○ 合法 — フリーズを宣言したその手番で打つ歩による詰み。歩を突いて詰ませる手(突き歩詰め)や、歩以外を打つ詰みも今まで通り合法です。
- × 反則 — 宣言していない手番の打ち歩詰め(回数が残っていても関係ありません)。フリーズされている側が指す打ち歩詰めも反則のままです。二歩・行き所のない駒に例外はありません。
5終局と千日手
| こうなったら | 結果 |
|---|---|
| 詰み | 詰まされた側の負け(フリーズ宣言は逃れ手に数えません) |
| 指す手が無い | 手番側の負け |
| 投了 | 投了した側の負け |
| 時間切れ | 使い切った側の負け |
| 千日手 | 引き分け |
| 連続王手の千日手 | 王手を続けた側の負け |
千日手は同じ局面が4回現れると成立(初期局面も1回目として数えます)。 フリーズ将棋では、この「同じ局面」の判定に フリーズ中かどうかとお互いの残りフリーズ回数も含めます。
観戦だけならログイン不要です